相関係数について(2)

せっかくのエクセルマクロなので、あまり意味はなさそうですけど、リート各セクタ間の相関係数がどうなっているのか、各セクタで10年以上のデータのある代表的なリートを対象に相関係数を求めてみました。上から総合型、オフィス、商業、住宅、物流、産業、ホテルです。

どれも中程度の相関があるので、これっていう組み合わせは無さそうですが、オフィスと住宅とホテルはそこそこ分散効果が利きそうではあります。株式やコモディティとの分散は大前提として、リートの中もある程度分散しておいた方がよさそうですね。

頑張ったわりには、いたってフツーの結論ですが、たまにはこんな投稿もいいですよね(笑)。

各リート間の相関係数
※Yahoo! Japan ファイナンスから引用した10年間の月次データ(2010/12~2020/12)を利用して計算
(丁寧に計算したつもりですが、正確性は保証出来ませんので、その点はご了承ください)
    8954 8951 8953 3226 8967 3249 8985
    オリックスF ビルF リテールファ アコモF ニホンロジ 産業ファ JHR
8954 オリックスF   0.647 0.814 0.614 0.536 0.556 0.663
8951 ビルF 0.647   0.634 0.383 0.424 0.436 0.405
8953 リテールファ 0.814 0.634   0.486 0.454 0.509 0.672
3226 アコモF 0.614 0.383 0.486   0.571 0.608 0.400
8967 ニホンロジ 0.536 0.424 0.454 0.571   0.571 0.452
3249 産業ファ 0.556 0.436 0.509 0.608 0.571   0.436
8985 JHR 0.663 0.405 0.672 0.400 0.452 0.436  

 

各リート間の各種データ
※Yahoo! Japan ファイナンスから引用した10年間の月次データ(2010/12~2020/12)を利用して計算
(丁寧に計算したつもりですが、正確性は保証出来ませんので、その点はご了承ください)
    投資口価格増減率(年率)

現利回リ(参考)

標準偏差(10年)  (D+E)/F*100
 
    1年 3年 5年 10年
    (A) (B) (C) (D) (E) (F)
8954 オリックスF -27.54% 2.98% 1.74% 4.91% 3.90% 23.92 0.37
8951 ビルF -24.78% 2.77% 0.72% 3.68% 3.59% 21.39 0.34
8953 リテールファ -19.59% -3.16% -4.18% 1.88% 4.58% 25.38 0.25
3226 アコモF -15.45% 7.64% 6.67% 6.33% 3.47% 16.62 0.59
8967 ニホンロジ 9.89% 13.58% 5.38% 7.11% 3.07% 17.45 0.58
3249 産業ファ 14.97% 16.33% 5.76% 14.50% 3.36% 20.77 0.86
8985 JHR -34.73% -11.16% -9.95% 9.15% 0.74% 30.88 0.32
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